タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第1回 日豪プレス9月号掲載 断崖の国立公園 タスマン半島
 タスマニア南東の端にあるタスマン半島は、豪州最大の監獄跡ポートアーサーで有名ですが、この半島東側の海岸線と周辺の島々は1999年に国立公園の指定を受け、「タスマン国立公園」として注目を浴びつつあります。

タスマニア島を最初に発見したのがオランダ人アベル・タスマンというのは皆さんご存知のとおり。タスマンが1642年に上陸したのがちょうどこの付近ということから、このエリアには「タスマン」と名付けられた地名が数多く存在します。
ニュージーランドとの間に横たわるタスマン海、そこに突き出たタスマン半島、さらにその突端にあるタスマン・アイランドなどですね。

そしてこの国立公園の名前もまさにそのひとつ。

タスマン国立公園の特徴は、何といっても高さ80メートルから100メートルの断崖が続く海岸線。 従って、これに沿って歩く断崖ウォークが、この国立公園の最初の楽しみ方です。たとえばホーイ岬トラックは、無人のフォートエスク湾のビーチからスタートして真東に突き出たホーイ岬までの往復4時間のコース。乾いたユーカリの林間ルートを上り詰め、さらに下って行くと切り立った粗粒玄武岩の柱状節理(岩が柱上になったもの)の断崖上部に到達します。この断崖に沿って歩くこと30分で、タスマン海に突き出たホーイ岬の突端に到着します。ここでは「ランタン」と呼ばれる2つの岩礁が白い波に洗われています。さらに、トーテムポール、キャンドル・スティックと名付けられた細く突き立った岩の尖塔は、ロック・クライマーたちの格好のターゲット。
このような断崖歩きのハイキング・ルートは他にもいくつかありますが、もっと簡単に楽しみたい人は、船でこの海岸線を巡ること。
イーグルホーク・ネックの船着場から高速のツアー・ボートに乗れば、1時間強でこの半島の最南端にあるタスマン・アイランドまで連れて行ってくれます。 タスマン・アーチ、デビルズ・キッチンという異名を持つ水平に侵食された堆積岩の断崖が、突然縦に方向を変え、火成岩の柱状の岩壁に変化している様子は印象的。これはまさに
2億年前に起こった大陸移動時の地殻変動の痕跡なのです。

このクルーズのもうひとつの楽しみは、オットセイのコロニーをはじめとして、イルカやアルバトロス、シーイーグルなどの野生動物たちとも出会えること。 途中立ち寄るフォートエスク湾の海中には、気候変動の影響で絶滅の危機に瀕するジャイアント・ケルプ(海藻)の森も存在しています。
短期間の訪問で、ハイキングの時間が取れない人は、ぜひこのクルーズ・ツアーで海の国立公園の魅力を楽しんでください。


上の写真:クルーズで巡るタスマン半島海岸線の様子。(写真提供: Sealife Experience社)
このクルーズツアーは、イーグルホークネックに近いブローホールの船着場から出発します。
下の写真:ホーイ岬に向かうハイキングトラックの様子。


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