タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第13回 日豪プレス 9月号掲載 テーブルケープの チューリップファーム

タスマニア北岸のウインヤードの町は豪州本土とタスマニアを結ぶ4番目の空港がある所。このウインヤードと隣接する名所がテーブルケープだ。バス海峡に面して高さ160mの断崖が楕円状に続く独特の地形は、スタンレーのナットと同じしくみで作られたものだ。約1300万年前、存在した噴火口の中に新しい溶岩がたまりそれが固まってこの台地の元になった。その後隆起し周囲が侵食されて現在の楕円形の巨大なテーブル状の姿になったものである。

テーブルケープの先端の展望台からは広大な海とタスマニア北岸の海岸線の景色が展望できる。また、灯台との間を繋ぐ往復30分のウオーキングトラックはこの断崖の上縁に沿って作られたもので、ここを歩くとこのユニークな構造を間近に体験することも出来る。

しかし、今回紹介したいのは、この台地の上にある総面積90Haのチューリップファームだ。1910年に最初に入植したジョントンプソン家の3代目が、この地の肥沃な赤色土壌と冷涼な海洋性気候に目を付けて1981年から新しい事業としてスタートした球根を生産する会社なのです。 最初の球根1000個がヨーロッパから導入されたのが1984年。その後栽培技術を確立するまでには多くの苦難があったが、現在ではチューリップを中心にアイリスやユリの球根を豪州全土に販売し、ヨーロッパ向けの輸出を行うユニークな存在となった。

毎年9月後半から10月にかけてはこの球根用のチューリップの畑が満開に咲き誇る時期で、一般の人にも開放される。赤や黄色、オレンジ、ピンク様々な色の花が、レンガ色の土壌の畑一面に広がる風景はこの時期ならではのもの。そして、例年ウインヤードの町はこの開花に合わせてチューリップフェスティバルを開催する。今年は1010日土曜日がそのメインイベントであるが、その前後マーケットや展示会、ヨットやゴルフなどのコンペ、バンドの演奏など様々なイベントが計画されている。

この時期のタスマニアには明るい陽光と春の喜びが満ち溢れている。チューリップのみならず桜、リンゴ、シャクナゲなど各種の果樹や庭園の花々が満開となる時期でもあります。

どうぞ北国ならぬ豪州最南端の州タスマニアの爛漫の春をお楽しみ下さい。

上の写真: チューリップファームとフェスティバル風景(ヴァンディーメンズチューリップファーム提供)
下の写真: テーブルケープ 風景 


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