タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第14回 日豪プレス 10月号掲載 壁画の町 シェフィールド

ロンセストンからクレイドルマウンテン国立公園に向かうちょうど中間点にシェフィールドはある。美しい岩山マウントローランドの麓にあり、クレイドルへの険しい谷越え道に差し掛かる前に一息入れるのに適した町だ。町の中の建物の壁に50枚近くの絵が描かれているために壁画の町と呼ばれている。80年代の初め、この地域の過疎化対策のためにスタートしたプロジェクトで、「ウエインドルファーの日記」と題する最初の壁画が83年に描かれた。クレイドル国立公園の父、グスタフウエインドルファーがワルドハイムの山小屋で日記を書いている様子を描いた大作で今でも最もインパクトのある作品だ。

毎年
4月には壁画フェスティバルが開催される。世界から参加した9人の画家が決められたテーマに従い作品を1週間で完成させる。期間中に審査されて表彰が行われるが、同時にこれらの作品は次のフェスティバルまで1年間展示されて訪れる人々の投票を受ける。そして最高得票の作品が町の新しい壁画として残されるのである。町にあるすべての作品を見て回ることは容易ではないが、中心部にあるインフォメーションセンターを訪れると壁画の場所を示した地図や人気の壁画の絵葉書などを入手できる。訪問の際は是非立ち寄って情報を入手すると共に新しい作品への投票も行ってみてはいかが?

今回はもうひとつシェフィールドにあるユニークなものを紹介しておこう。それは薪を炊いて走る小さな蒸気機関車の鉄道だ。1914年から43年間レイルトンとローランドの間を結んで運行されていた全長22kmの路線で、この地域で生産された農産物や木材、鉱物資源を運ぶと共に人々の交通の便となっていた。 自動車の普及と共にその役割を終えて1957年に廃止されたが、この当時の蒸気機関車や客車がこの町の保存会の人たちに守られて現在でも時々運行されている。月のうち数回の特定の日曜日のみの運行なのでなかなかお目にかかることはできないが、運よくその日に行き会えば試乗もできる。保存会の名前はRedwater Creek Steam & Heritage Society、保存されている駅舎が、町の入り口B14C136の交差点の所にある。


上の写真:左から ウエインドルファーの日記(部分)、マウントローランド風景、壁画フェスティバルで製作中の作品
下の写真:レッドウオータークリーク鉄道保存会、薪で走る蒸気機関車と駅舎の様子


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