タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第2回 日豪プレス10月号掲載 マウント・フィールド国立公園の巨大ユーカリ
 ホバートから北西に車で1時間、ダーウエント川の中流域に位置するマウント・フィールド国立公園は、入り口にある勇壮なラッセル滝でよく知られています。初めてここを訪れる人は、入り口から滝に続く遊歩道の高木ユーカリと、巨大な木性シダの森に圧倒されることでしょう。
鬱蒼と茂るシダの森も一見に値しますが、今回は高木ユーカリについて取り上げてみます。

この木の名前は、スワンプ・ガム(別名マウンテン・アッシュ)、学名Eucalyptus regnansと言い、広葉樹としては世界で最も丈の高くなる木として知られています。 オーストラリアを代表するユーカリは種類が極めて多いのですが、大きくは3つのタイプに分けられます。香りの強いミント・タイプ、樹液の出るガム・タイプ、そして高木型のアッシュ・タイプ。このスワンプ・ガムは高木タイプの代表で、中でも最も天高く成長する木なのです。
現存する世界で最も高い木は、米国カリフォルニアのレッドウッド国立公園にある樹高約115メートルのセコイア(スギ科)で、これは針葉樹です。スワンプガムは成長の遅い広葉樹であるにも関わらず100メートル程度の高さまで成長すると言われています。高さだけで言えば、スティックス・バレーにある96メートルの木がタスマニアで一番なのですが、マウント・フィールド国立公園にある1本は、むしろ格調のある美しさです。
この木を見に、ラッセル滝から少し足を伸ばしてトールツリー・ウォークと名付けられた森歩きを楽しんでみましょう。
滝の上部に上がる部分だけ登りが少しありますが、後は平らで柔らかな道が
15分ほど。やがて、三角法で木の高さを測る装置がおいてあるデッキにぶつかり、ここからその木の高さを測ってみます。目的の巨大ユーカリは樹高80メートル前後のスワンプ・ガムで、数百年の樹齢を経た木の根元に立てば、この木の大いなる精気に圧倒されることでしょう。
のんびり歩く時間の取れない人は、公園の入り口から国立公園上部のドブソン湖につながる道路を通って数分のトールツリー駐車場まで車で移動し、ここから一周30分のトールツリー・サーキットを歩いて、この巨大ユーカリを見ることもできます。

追記:2008年10月10日付けのマーキュリー紙(タスマニアの新聞)にて、タスマニアの南西部(ジーベストンの近く)において世界で2番目に高いとされる高木ユーカリが発見されたとの記事が掲載されました。この木は、やはりスワンプガムで高さ101mもあります。
上記で紹介した世界最高のセコイアについで世界第2位、広葉樹としては世界最高に位置する木として新しくギネスブックにも登録される予定とのこと。公開までには少し時間がかかるかもしれませんが、近い将来タスマニアの新しいアトラクションとなること間違い無いでしょう。


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