タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第26回日豪プレス 2010年10月号掲載 デロレーンの誇り 「TCF2010」

デロレーンの町はロンセストンからバスハイウエイを西に50km、ちょうどデボンポートとの中間点に位置する。北を向けば北部農業地域への入り口、南を向けば中部山岳地域への登り口で、人口3100人のタスマニアでは中型サイズの町である。中心部を流れるミアンダー川に沿って公園が造られ、川のほとりでドライブの疲れをいやすのにぴったりの町だ。10月のこの時期は、この川の西岸のロータリーパークに日本から持ってきて植えられた数十本の桜の木が開花してお花見に適した時期でもある。しかし、今日は、この町で毎年開催されるタスマニアでも最大規模の文化イベントTCF2010Tasmania Craft Fairについて紹介しよう。

このイベントは、この町のロータリークラブが中心になって1981年にTasmanian Cottage Industry Exhibition & Craft Fairとして始まった。タスマニアには、その土地柄から様々なタイプの工芸品を創作する芸術家が多数住んでいる。そんな人々が一堂に集まり、実演、展示、即売を行うというユニークなイベントとしてスタートしたのだ。 1ヶ所の会場に34の出展者で始まった初回には、2日間で3000人の人々が訪れて大成功を収めた。 以降、タスマニア各地のグルメを集めた食品のブースが加わり、出展者の増加と共に会場を町の各所に分散することになったために、会場間を移動する無料のシャトルバスを走らせることになった。出展者は、家庭人の趣味の領域からプロフェッショナルまで多岐に渡り、それぞれがこのイベントを通じて新しい世界に踏み出す機会となっている。

1996年このイベントはタスマニアクラフトフェアと名前を変えて、タスマニアのみならず豪州各地から参加者や訪問者を募る大規模イベントに発展した。今年のフェアは、1029日(金曜)から111日(月曜)までの4日間、14ヶ所の会場に250の出展者を集めて開催される。今回は更に注目すべき3つの特別展示が計画されている。3Nationsと題する日本を含めたアジア3カ国からのガラス工芸品の展示、Hoffman Challengeと題するキルト作品の展示、Tradition to Modernityと題する現代アボリジニーアートの展示がそれである。

クラフトフェアには、毎年タスマニア州のみならず他州からも含めて3万人以上の人々が訪れる。イベントを通じて、主催するデロレーンロータリークラブは現在ではタスマニアで2番目の大きさを誇り、各種の恩恵を地域コミュニティーに与えると共に、地域の様々な分野の人々がこの大規模イベントの開催を支えている。

上の写真:左から TFC2010の作品群 デロレーンTFC2010事務局提供
下の写真:左から ミアンダー川河岸の桜と河岸風景


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