タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第33回日豪プレス 2011年5月号掲載  歩いて巡る バッテリーポイント

バッテリーポイントは豪州で最も古い住宅地域のひとつ。ホバートの港に面した小高い丘の一角で、かってこの丘に港を守る砲台がつくられていたことからこの名前で呼ばれるようになった。今回は、歴史あるホバートの街の中でももっとも入植当時の雰囲気を残すバッテリーポイントを周遊ウオークでご案内しよう。
スタート点はサラマンカ通りのケリーステップ。1839年、海洋探検家のJames Kellyが造った約50段の階段で、元鯨油倉庫の砂岩の壁に挟まれた通りを抜けて上ると、そこはもう細い小路の住宅地域に入る。Kelly通りを左折してこれを抜けると、正面に、この時期赤いツタの葉っぱで覆われたレナオブホバートのコロニアルなホテルに突き当たる。そして、右にすすんだところがArthur Circus。小さな公園を丸く囲んで、ジョージアスタイルの瀟洒な住宅が立ち並ぶ。1830年ごろの、船員や船大工などが住んでいた場所で当時は決して高級な住宅地ではなかったようだが、今ではカラフルに化粧されたスタイリッシュな住宅に見える。
マロニエの大木の生えた公園のベンチで休憩の後は、
Hampden Road。 バッテリーポイントの中心の通りで、人気のカフェやレストランが通りに面してある。早朝から賑わう人気のパン屋さんJackman & McRossを右に見ながら歩いていくと、この先がオーストラリアのBest Small Museumに選ばれたNarryna1839年、Haig船長が造った建物の中に、入植当時の富裕な生活の様子をそのまま保存している民俗博物館だ。
この後は、
St George Anglican Church(1838)に忘れず立ち寄ろう。俗にマリナーズチャーチと呼ばれる石造りの立派な建物でバッテリーポイントのランドマーク。この地点がバッテリーポイントでもっとも高い場所にあるためこの教会の尖塔はどこからでもよく見えるのだ。

最後に、典型的コロニアルアコモ、Battry Pt Manor、白く塗ったレンガの古いパブShipwright Arms Hotelを見ながらMarine Terraceに向かおう。ここはかつての住人ハーツ婦人が丹精した庭園が木立の茂る通りに沿って設けられている。木漏れ日を浴びながらこの情緒ある小道を抜けて下ったところで海に面したWhite Park。海を見ながらCSIROの敷地をそのまま抜けると、かって砲台のあったPrincess Parkの入り口だ。プリンセスパークの砲台跡は、もうその痕跡も残っていないが芝生と木々の緑が目にまぶしい市民の憩いの公園である。
程よく歩いた後は、終点サラマンカ通りのカフェでのコーヒーが何よりだ。

上の写真:左から ケリーステップ、アーサーサーカス、ハンプテン通り
下の写真:左から ヨットハーバー越しのバッテリーポイント、セントジョージ教会、パン屋さんジャックマンマクロス


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