タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第34回日豪プレス 2011年6月号掲載  ケイトおばさんの ベリーファーム

タスマニアの東の海岸線に沿って走るA3のハイウエイ沿いには、素晴らしい景色が展望できるところが随所にある。中でも、スワンシーの町の南方5kmから3kmの辺りは、羊の群れの放牧された草原の彼方に、鮮やかな群青色のグレートオイスターベイを挟んで横たわるフレシネ半島を望み、道路に沿って白砂のビーチと白波の砕ける岩礁が交互に登場してくるタスマニアでも最も美しい風景のドライブルートである。ホバートから東海岸に向かう場合には是非ともこのルートを走りこの場所を堪能してほしいとところだが、今日はもうひとつこの付近で是非忘れずに立ち寄ってほしい隠れた人気スポット、ケートおばさんのベリーファームを紹介しよう。

ケートおばさんが、タスマニアに初めてやってきたのは1971年。そして現在の素晴らしい海と半島の景色を展望できる10エーカーの土地を購入したのが1988年とのことだ。ケートおばさんは、この地で自ら斧をふるって木を切り、杭を打って建物を作っていった。東海岸の冷涼だがおだやかな気候がベリー関係の果物を作るのに適しているのを知り、自らその生産を行っていくことを始めた。そして小さなショップを作って、取れたての香り高いイチゴと手作りのフルーツジャムやソースなどの販売を始めた。やがて人気アイテムになったのは同時に販売を始めたアイスクリーム。新鮮なクリームと果実の合体したフレーバーに人気急上昇。店に入ってオーダーすれば、ここを自ら切り開いたいかにも男勝りな容貌のケートおばさんが大きなスクープのアイスをコーンに入れてくれるかも。普通サイズをうっかり頼めばとっても食べきれない特大サイズが出てくる。注文は子供用のスモールサイズでも十分だ。そして、最近は、この名物アイスに加えてオーダーしてテーブルで座って食べられるメニューが増えた。クリームと自前のジャムがたっぷりと付いたスコーンやワッフル、取れたてのイチゴやベリーを詰めて焼き上げたフルーツパイなどが充実してデザートカフェとしての雰囲気が濃厚になった。東海岸の陽光あふれる店の外には、いくつかのテーブル席が設置されて長いドライブの疲れを癒すには最高の場所になっている。
ショップはハイウエイの入り口から少し奥まったところにあるため従来はちょっとした隠れた人気スポットであったのだが、最近は人気急上昇、テーブル席に陣取る連中が増えてすぐには席につけないぐらい混み合っているのが難点である。

http://www.katesberryfarm.com/  クリスマスデイを除いて週7日営業

上の写真:左から イチゴを摘むケイトおばさん、フレシネ半島国立公園に面した畑、ショップの入り口
下の写真:左から ショップの内部、とれたてイチゴ、デザートカフェのメニュー


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