タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第5回 日豪プレス1月号掲載 中部山岳台地のロックガーデン

今回は、中部山岳台地(セントラルプラトー)にあるパインレイクウオークという天然のロックガーデンのような素晴らしい散策路を紹介しましょう。

タスマニアの地図をちょっとご覧ください。ちょうど中央部のやや北側に無数の湖沼群が広がっているところがあります。ちょうどこの辺りが今回ご紹介するセントラルプラトー保護地域です。ウオールズオブエルサレム国立公園に隣接する部分で、なんと国立公園の外にも拘らず世界遺産の指定を受けている地域なのです。地図で見てもわかるように、この保護地域にはほとんど道路が走っていないのですが1箇所だけハイウエイが通過している場所があります。ここにパイン・レイク・ウォークがあります。

まず、北部の町デロレーンから州都ホバートまで南北に走るA5号線(レイク・ハイウェイ)に乗りましょう。曲がりくねったヘアピン・カーブで、しばらくグレート・ウェスタン・ティア(西部大急涯)の急峻な勾配を昇ります。右手にプロジェクション・ブラフと名付けられた岩壁を見ながら最後の坂道を登り詰めるとそこから氷河草原の台地が展開し、まもなく右側にパインレイクの静かな湖面が登場します。標高1200メートルの台地にあるこの地域は、世界遺産に指定されています。

ハイウェイからこの湖岸まで続く約700mの木道がパインレイクウオークです。
このユニークな散策路の見所は、名前の基になったタスマニア固有の杉の
仲間ペンシル・パインの古木。散策路の入り口から湖岸に向けて設けられた木道の両側にはまるで骨格標本を思わせる朽ちかけたペンシルパインの老木が立っています。周囲には地衣類の張り付いた粗粒玄武岩の岩塊が無数に横たわり枯山水の石庭のようです。

もう1つの見所はタスマニア固有のワイルド・フラワー。ちょうど1月の上旬ごろ、この付近でヒースの1種スコパリアの大群落が一斉に花開き、ピンク、白、オレンジなど色合いの異なった花が入り混じってモザイク模様を展開します。また、苔でできた箱庭のようなクッション・プラントは高山帯以外ではお目にかかれないユニークな植物です。

このハイウエイは一桁番号の幹線道路のひとつではありますが、この先からはグレートレイクの湖畔を抜ける未舗装道路になります。運転にはくれぐれもご注意を。そしてこの付近はタスマニアで年間を通じて最も気温が低いといわれる場所です。夏とはいえども暖かい服装をくれぐれもお忘れなく。

上の写真:パインレイクウオークとその周辺
下の写真:左からスコパリアの群落、スコパリアの花、クッションプラント

このページのトップに戻る

 
タスマニア再発見スタート:      バックナンバーのページに戻ります


このコーナーへのご意見・お問い合わせは tasinfo@ajpr.com.au までどうぞ。



AJPR
会社概要
よくある質問
人材募集
メインページ

タスマニア情報
タスマニアについて
気候について
タスマニアの植物
お勧めレストラン

ご予約とご相談
計画を立てる前に
モデルプラン
ご予約の手順
現地参加の一般ツアー
現地のハイキングツアー
宿泊施設のご案内
レンタカー ガイド
フェリーのご予約
ワイン通販
プランフォーム