タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載する新しいコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第62回日豪プレス 2013年10月号掲載 ヒューオンバレー3  ジーベストン

ホバートからの一日ツアーでヒューオンバレーの重要なアトラクション、ハーツマウンテンやエアウオークを訪問する場合、小休止をするのに最適な場所がこの町だ。ホバートから6号線のハイウエイを南下していくとポートヒューオンの古い船着場を少し過ぎたあたりに、ユーカリの大木のゲートが登場する。いかにも林業地域への入り口を象徴するようなモニュメントだ。このゲートを過ぎるとジーベストンの町はもうまもなく。エアウオークのサインを右折して、ヒューオンの支流Arve Riverに向かうアーヴ道路に入ると、すぐそこに町の入り口がある。

小さな町で人口は1500人ぐらいだろうか。1842年に英国からやってきたWilliam Geeves一家が入植しこの町がスタートした。やがて、彼の名前を取ってGeeves Townとなり、その後現在のGeevestonとなった。ホバートの南方62kmに位置し、豪州最南端に近い。

この町で必ず訪問してほしいのは、The Forest& Heritage Centre(森林ミュージーム)。タスマニアにとって林業は入植以降、重要な産業のひとつである。最近でこそ、某団体の一面的な運動で衰退の一途をたどっているが、このセンターでの展示を見ていただくと、木材と人間が関わってきた歴史が一目瞭然に理解できる。ユーカリを初めとする木の種類の多様さや森林生態のありようもさることながら、産業革命の時代から進歩してきた木材加工の機器のコレクションも見ごたえがある。ヒューオンの名前を取った固有の銘木ヒューオンパインを加工した木工の工芸品も多いが、さらに建物の外に展示され町の目印にもなっている男女の木彫の立像にも注目。この施設はインフォメーションセンターを兼ねているのでヒューオンバレーの総合的な情報を入手しよう。

さて、もうひとつ紹介したいこの町の最近の名物は、実はお寿司屋さんである。その名は「Masaaki’s Sushi」。最近の日本のテレビの関心は世界の果ての何とか?なんていうのが多いが、その伝で行くと、おそらくここが「オーストラリアで最南端のお寿司屋さん」かつ日本レストランであろう。しかも、この店の寿司は、なかなか捨てたものではない。昨今のお手軽テイクアウエイの巻き寿司とは一線を隔す、本格的なものである。タスマニア産の水産物のみならず、カラフルな野菜などをうまくあしらい、ビジュアルになかなか本場日本でも見られない美しい作品を創りあげている。そう、料理と言うよりも作品と言った方が妥当かもしれない。小さい町の小さい店だし、営業している日は限られているので、この店のお寿司を目的にジーベストンを訪問される場合は、一度事前にオープンを確認されることをお勧めする。

上の写真:左から 町の付近のゲート、森林ミュージアム、随所に見られる木彫
下の写真:左から Masaki's Sushi & プラター、人気のベーカリー


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