タスマニア再発見

豪州国内で毎月発行されている日豪プレス紙と同時掲載でお送りする新特集
当社代表の千々岩 健一郎が同紙に連載するコラムです。
タスマニアの魅力を新しい切り口で紹介するこのコーナーをどうぞお楽しみください。

第70回日豪プレス 2014年6月号掲載 ロンセストン(その3)タイマーバレー

タイマーリバーはロンセストンのノースエスク、サウスエスク2つの川の合流点を出発点とし、北のバス海峡に向けて流れていく、長さ65kmの大河です。この川の堆積土壌で形成された河岸のなだらかな丘陵地の間を、広い川幅を持ちゆるやかに曲がりくねって流れていくその姿はなかなかに景観豊かです。

現在この川の流域は、タイマーバレーワインルートとしてタスマニアを訪れるワイン好きの格好の目的地として人気を博しています。ここの気候が、フランス中東部の高級ワインの産地ブルゴーニュ地方と似通っていて、同様の高品質のワインが生産されることが知られているのです。 南緯42度に位置する冷涼な気候は、特に、リースリング、シャルドネ、ピノグリスなどの白、赤だとピノノアールの葡萄に定評があります。歴史的には、19世紀の中ごろに最初の葡萄畑が作られて、ビクトリアやサウスオーストラリアの葡萄造りに際して苗木を供給したというような話があります。本格的に作られるようになったのは1960年代以降、世界にタスマニアワインの名前が知られたのは、1994年、ワイン産業の創始者の一人Andrew Pirieが現在でも人気の高いNinth Island Chardonnayを発表して、ロンドンの品評会でトロフィーを持ち帰ってからとのこと。現在では、タスマニアのワインの40%をこのタイマーバレーで供給している。 全長170kmに及ぶワインルートを走ると、ここでワインセラーを設けている約44箇所のワイナリーを訪問することができる。

時間がなくルートの全部は無理、またそれほどワインにこだわらない方々には、ロンセストンからこの川の西側を北に向けて走るA7のハイウエイを少しだけドライブしてみてほしい。約10分ほど走ると右側に水鳥の多く生息する湿地帯タイマーアイランドがあり、さらに10分ほど走った高台に、タイマーの雄大な風景が展開するBrady’s Lookoutがある。入植当時、この付近にひそみ義賊として人気のあった山賊、Matthew Bradyの名前を取った展望台で、この川の中流域の様子が良く分かる。時間がない人は、ここから近いスイス風住宅の開発地グリンデルワルドを訪問してロンセストンに戻る。もう少し時間がとれれば、さらに北上して、ユニークな形の斜帳橋バットマンブリッジを渡って対岸に移動。ここから東側のA8ハイウエイでロンセストンに戻る。途中には、人気のHillwood のイチゴファームがある。
季節がよければ是非訪問先に加えたいところである。

上の写真:左から ブラディー展望台の周辺
下の写真:左から 人気のワイナリーのひとつ JANSZ


このページのトップに戻る

 
タスマニア再発見スタート:      バックナンバーのページに戻ります


このコーナーへのご意見・お問い合わせは tasinfo@ajpr.com.au までどうぞ。



AJPR
会社概要
よくある質問
人材募集
メインページ

タスマニア情報
タスマニアについて
気候について
タスマニアの植物
お勧めレストラン

ご予約とご相談
計画を立てる前に
モデルプラン
ご予約の手順
現地参加の一般ツアー
現地のハイキングツアー
宿泊施設のご案内
レンタカー ガイド
フェリーのご予約
ワイン通販
プランフォーム