BBQの準備はそんなに難しい事ではありません。もちろんBBQ初心者でも簡単にできます。好きな物や代表的な具材、タマネギスライス、ソーセージ、バーガー用のパテ、チキンやビーフステーキなどにパンを用意すればOK。こういった食材は後は焼くだけの状態でスーパーやお肉屋さんで購入できます。ソーセージやパテはそれこそ10～20個入りで売っているので大人数でも大丈夫です。

材料が決まれば、次は場所の確保。こちらの家庭にはほぼ確実に大なり小なりのBBQセットがあるので、在住者や知人がいる方にとっては大きな問題ではありません。ただ、BBQセットといってもサイズも仕様も様々。小型のキャンプ用コンロから豚の丸焼きが出来るサイズもあれば、方式も炭、ガス、電気と揃っています。街中にはBBQ用品の大型専門店があるくらいの充実ぶりです。いざ始めようと思ったら炭やガスが無かった、サイズが小さすぎて焼けない…せっかく盛り上がった気分も急降下、なんていう事のないように。

場所の確保は旅行者にはハードルが高い、なんてことはありません。キャラバンパークやモーテルなどでも共有BBQセットが置いてあるところが多いですし、公共施設としてBBQセットが公園やビーチなど至る所に設置されています。一部予約制や有料がありますが、殆どが無料で空いて言えれば誰でも利用できます。昔は横に薪が置いてあり、自分で火を熾すものも多くありましたが、今では火事や怪我を防ぐためほぼ電気式になっています。使い方は簡単、スイッチを押すだけ。すると一定時間だけ上の鉄板が熱くなる仕組みです。

まだ日の高いうちからビールを片手に思い思いにタスマニア産のビーフやラムを焼く・・・なんていう贅沢な時間の過ごし方、試してみてください。

タスマニア紀行

オージー流BBQの楽しみ方

Images courtesy of Tourism Tasmania: