タスマニアで釣りをする前に知っておかなくてはならないルールがいくつかあるので紹介します。環境や水産資源保護の為なので、破ると罰金・罰則が科されることもあるので注意しましょう。

１）フィッシングライセンスはいる？

海で普通の釣りをするにはライセンスは要りませんが、川や湖等の淡水域での釣りにはライセンスの購入が必要です。海釣りの場合でも、針の本数や釣り道具の種類など禁止されているものもあります。アワビ、イセエビ、ホタテなどもライセンスを購入すれば一般の方も採ることが出来ます。

２）キャッチリミットって何？

環境や水産資源保護の為、魚の種類によって確保していいサイズや数が決められています。リミットは3種類。

サイズリミット：持って帰れる魚のサイズ。各種で個別に規定されていますが、既定サイズ以下はリリースしないといけません。まれに規定サイズ以上は採ってはいけないものも。

キャッチ（バッグ）リミット：1日で一人が確保していい数もしくは重さです。

ポゼッションリミット：一人が確保してていい数もしくは重さ。キャッチリミットと似ていますが、こちらは家の冷凍庫などに保存してある分も含まれます。

加えてマグロやカジキなどはボートリミットといって乗船人数に関係なく一隻に乗せていい数が決められています。

３）禁漁区や時期はある？

タスマニアには7つの海洋自然保護区があり釣り禁止となっていますが、それを除けば大体の場所で許可されています。波止場やヨットハーバーなどは個別に規定を設けていることが多くあります。種類によっては繁殖期に合わせて期間中は一部区域禁漁となったりもしますので注意が必要です。

釣り場や規則については漁業管理局が毎年ガイドブックを発行しています。下記サイトから閲覧できますし、サービスタスマニアなどの行政機関でも無料で手に入るのでぜひご覧ください。

https://dpipwe.tas.gov.au/Documents/SeaFishingGuide2019-20-FULL.pdf

タスマニアで釣りに行く